[2013~2014년]作家イ・ジョンヨン③‥感覚の主体としての認識に対する理解であるといえよう
신창세기(Re-Genesis)‥孤独な戦いの成果物の作品からは彼女の愛と深い洞察力を見ることができる
[▲ Re-Genesis] ◇人生の旅と主題意識
作家イ・ジョンヨンは作品を通じて観客に旅を提案する。観客に見える側の向うにあるものを作家と共有できるように導く。彼女は誠実で情熱的な教授でもある。長い間大学では主に素描(drawing)を教えてきた。素描は見えるものを正確に捉えるのを目的とするが、同時にそれをどのように再構成してみせるかを訓練する。彼女は学生自らの目で形態をとらえ、色を認知し、それを再現する技術を身につけるよう励まし、その術の習得を助ける。彼女はそのような授業を通して対象と主体間の関係にフォーカスを当てる。しかし、最も重要なのは感覚の主体としての認識に対する理解であるといえよう。
△精神性と宗教性
洋家イ·ジョンヨンの作品は作家の人生と緊密につながっている。宗教的な実践は彼女の人生の中心にある。人生の重みを軽く感じる人はいないだろう。彼女はスムーズではない人生の旅で一つの目指すところ、つまりキリスト教における唯一神に対する控え目で一途に重ねてきた時間を表現する。こみ上げる熱い呼吸は一線の筆のタッチになり、信仰で固く築かれたお祈りは木枠にしっかり張られた麻布キャンバスに変わる。そこに点々と施された貝殻は彼女の微笑みと周りへの感謝の意を物語っている。人生に対する彼女の姿勢はお祈りのように信心深いものであるが、温かく周りを包み込む懐の奥深さも見せている。自分の生き方に忠実で、素晴らしい筆力と汗を流して創り上げた画面は若干荒く、時にはその素材によって装飾的に見えることもあるが、彼女の過去と現在をあるがままに描いているため、未来に送る手紙といえよう。
正確に毎瞬間現れたり、感じることはできないが、無数のものの働きで成長する世の中の多くの生命体のごとく、彼女の人生の毎瞬間は作品の中に溶け込まれている。また、彼女の作品は観客に語りかける。人生と情熱、そして芸術的な表現を着飾ったお祈りと愛と生命とエネルギーが観客に伝わることを願いつつ、それがちっぽけなものであっても誰かには何らかの意味を持たせることを希う作家の心が盛り込まれている。
隠されたものの正体を暴く力、永遠へのたゆまぬお祈りと省察、そして見えないものへの求愛、生命への感謝の誌、それがまさに作家イ・ジョンヨンの作品といえよう。今日も休まず、永遠を求め、欲望をコントロールし、集中量を発揮する彼女の孤独な戦いの成果物の作品からは彼女の愛と深い洞察力を見ることができる。
△シン・フィヨン/美術史家、誠信女子大学 西洋画科
◇洋家 イ·ジョンヨン
ソウル大學校 美術大 卒業(專攻:東洋畵). ソウル大學校 大學院 修了. プラット·インスティテュ一ト大學院 卒業(專攻:西洋畵·版畵). コロンビア·師範大學 博士課程 修了(專攻:美術敎育). △個展回數38回=Steinberg Museum of Art at Hillwood(NewYork, U.S.A.),Palazzo Tagliaferro Museum(Andora, Italy),上野の森美術館(Ueno Royal Museum, Tokyo,Japan) ect. △現 在=SADI(samsung art and design institute)基礎學科 正敎授. 米國 Kips Gallery 專屬作家.
◇화가 이정연(李貞演, RHEE JEONG YOEN)
서울대학교 미술대학 졸업(동양화전공) 및 동대학원 수료. 프랫 인스티튜트(Pratt Institute) 대학원 졸업(서양화, 판화전공). 컬럼비아대학교(Columbia University) 사범대학 박사과정수료(미술교육 전공). △개인전 38회=Steinberg Museum of Art at Hillwood(뉴욕),Palazzo Tagliaferro Museum(이탈리아), 우에노 모리미술관(上野の森美術館, 日本) 등. △이정연 작가, 현재 SADI기초학과 정교수. 미국 KIPS 갤러리 전속작가이다.
## 이코노믹 리뷰 / Life&People / 문화 / 권동철 (미술 컬럼니스트) / 04.18.2017 ##