[2008~2013년]洋家イ·ジョンヨン③‥自身の內面を見せてくれる一種の內密の話であり,精神の物質化と言える
Artist RHEE JEONG YOEN‥신창세기(Re-Genesis)
彼女の作業はいわゆる精神の物質化とも言える.天然材料が持っている物質の屬性は神聖である.造物主の創造物は物質的價値の面において完璧である.それぞれ固有の價値と屬性を持っているからだ.世界のすべての物象に不良品は存在しないことからも分かる.從って彼女が用いる材料の一つ一つはそれぞれ完璧であることを主張する.すなわち?天然物質としての屬性をありのまま見せながら,彼女が目指す造形的イメ-ジをより鮮明に引き立たせることに素直に協力する.
そのひとつの例として,螺鈿(らでん)の貝殼が發する自然の神妙な色と光りは彼女の造形世界を神秘的な世界にしてくれる.精神の物質化に最も適する材料であることを再確認してくれる.精神の光りとは,內面に凝縮された人生觀や自然觀,世界觀,造形的理念,哲學に至る,これら全部を引っくるめた聰明な美意識の現われを意味する.つまり,彼女の作品に登場する形象はすべて彼女自身の內面を見せてくれる一種の內密の話であり,精神の物質化と言える.
[▲ Re-Genesis] 彼女は作業をしながら,自分の內面の話に耳を傾ける.本當の自分が自分に聞かせてくれる話を眞劍に聞く.そして純粹な表現の形象が湧水のように湧き出ることを希う.彼女の作品に登場する中身が空洞の竹の切れ端や木管樂器,漏斗に似た形象らは內面の聲を傳える媒介物だ.彼女が世界に發したい內面の聲を傳える道具と言えよう.これはまた,世界に對する彼女自身の關心の表明,言い換えれば,身が空洞の竹の切れ端のような形象は外部からの聲を聞く道具にもなれる.それを考えると,彼女が提示する形象らは世界と自分をつないでいる意思疏通を象徵する言語とも言えるのではないだろうか. △シン·ハンソプ / 美術評論家
[▲ 洋家イ·ジョンヨン] ## 이코노믹 리뷰 / Life&People / 문화 / 권동철 (미술 컬럼니스트) / 04.16.2017 ##